リサイクルについて
家電リサイクル法
家電リサイクル法が作られた理由
家庭から排出される廃棄物は基本的に市町村が収集し、処理を行ってきました。ところが、粗大ごみの中には、非常に大型で重いため他の廃棄物と一緒に収集することが困難であったり、非常に固い部品が含まれているため粗大ごみ処理施設での破砕が困難であるものが存在します。家電製品は、これに該当するものが多く、また、金属、ガラスなどの有用な資源が多く含まれるものの、市町村による処理・リサイクルが困難で大部分が埋め立てられている状況にあります。
家電製品のリサイクルの実施を確保することは、このような状況に対応し、廃棄物の減量、資源の有効利用に大きく貢献するものです。このため、リサイクルの体制整備、製造業者、小売業者を含む関係者の適切な役割分担、技術、将来展望など様々な観点から検討を行い、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)が制定されました。
Q1:家電製品は一年間にどのくらい廃棄されているのですか。
家庭ごみを中心とした一般廃棄物は、全国で1年間に5120万t(平成9年度)が排出されています。ところが、一般廃棄物の埋立処分場は全国であと11.2年程度(首都圏では約10.3年分、近畿圏では約9.5年分)しかない状況です。廃棄される家電製品(エアコン、テレビ、電気冷蔵庫及び電気洗濯機)は
年間約60万t
で、一般廃棄物全体の約1%程度ですが、焼却による減量などが困難で埋立処分場の大きなひっ迫要因となっています。
Q2:現在、廃棄された家電製品はどのようにリサイクルされているのですか。
我が国の一般廃棄物は以下のような流れで処理されています。このうちリサイクルされているものは全体の約10%程度です。
また、廃棄された家電製品については、約4割の市町村で何らかのリサイクルが行われていますが、半数以上がリサイクルされずに埋立処分されている状況にあります。しかし、家電製品は金属、ガラスなどリサイクルが可能な資源を多く有しており、リサイクルによる一層の減量が可能なものです。
市町村の処分方法
テレビ
冷蔵庫
洗濯機
エアコン
処分業者に処分を委託している
市町村数
884
982
958
896
割合(%)
30.2
33.7
32.9
31.4
市町村が破砕後、資源回収し、
埋立処分している
市町村数
1196
1178
1185
1160
割合(%)
40.9
40.4
40.7
40.6
市町村で破砕後、一部焼却し、埋立処分している
市町村数
182
141
142
139
割合(%)
6.2
4.8
4.9
4.9
市町村で直接埋立処分している
市町村数
447
394
412
428
割合(%)
15.3
13.5
14.1
15
その他(無料で資源回収業者に引き渡し
ている市町村等)
市町村数
215
222
217
231
割合(%)
7.4
7.6
7.4
8.1
資源回収の方法
テレビ
冷蔵庫
洗濯機
エアコン
鉄のみを回収している
市町村数
433
424
439
396
割合(%)
13.9
13.6
14.1
12.7
鉄及び銅を回収している
市町村数
27
52
33
32
割合(%)
0.9
1.7
1.1
1
鉄及びアルミニウムを回収している
市町村数
776
776
789
764
割合(%)
24.9
24.9
25.3
24.5
鉄、銅及びアルミニウムを回収している
市町村数
318
334
327
343
割合(%)
10.2
10.7
10.5
11
その他(金属類全般について回収している等)
市町村数
128
132
137
136
割合(%)
4.1
4.2
4.4
4.4
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